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Antique Feed/Seed Sack Collection

  • 執筆者の写真: KIGO
    KIGO
  • 10月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:11月5日


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そもそもFeed sack(フィードサック) もしくは Seed Sack(シードサック) と呼ばれるものをご存じないという方は多いかもしれない。


Feed/Seed Sack とは

1920年代から1960年代にかけてアメリカで飼料(Feed)や穀物の種(Seed)などを入れて売買する際に使われていた袋(Sack)のこと。当時は販売促進のために自社商品の品質の高さを謳うものや、他社との差別化を図り自社のキャラクターイラストを入れたものなど、実に様々なデザインが施されていた。


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もちろん中にはシンプルなものもあるのだが、独創的なフォントをあしらったものや、カラーリングで魅せるものなど現代のパッケージデザインよりも楽しくて魅力的といっても過言ではない。


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過去には多くのデザイナーたちがこれらを参考にしたそうだが、充分納得できる。

もはや歴史的な価値があるものばかりだ。


当時の酪農家・農家の人たちは空になった袋はほどいて、エプロンにしたり、布巾にして再利用していたというのだから、物を大切に使うという万国共通の素晴らしい習慣に感心する。



時をまとう布、をリブートした新コレクション

もはやヴィンテージを超えた ”アンティーク” の Feed/Seed sack をバッグにリブートしたコレクションをリリースする。


Antique Feed/Seed Sack Collection」は、1920〜1960年代に製造された実際のフィードサックを一点ずつ丁寧に選び、現代のライフスタイルに馴染むシルエットへと再構築したコレクション。


かつて穀物や家畜飼料を包んでいたこれらの布は、当時の人々が暮らしの中で再利用し、ドレスやキルト、家庭用品などに仕立て直していた“再生の文化”の象徴でもある。


経年変化つまり ”時間” に寄り添って楽しむことができるレザーと、すでに多くの時間をまとってきたフィードサックを組み合わせ、「ただの毎日を、丁寧に楽しむ」ことがこのコレクションのテーマだ。



デザインは、アンティークのテクスチャや褪せた色味を最大限に活かしながら、クロスボディ、トート、ボストンバッグなどの形で展開。一点ごとに異なるプリントやステッチが、唯一無二のストーリーを語るアートピースとしてあなたの暮らしを彩るはずだ。


フィードサックに刻まれた誰かの手仕事や暮らしの痕跡が、今を生きるあなたのスタイルとつながったら嬉しい。


展開情報

  • コレクション名:Antique Feed/Seed Sack Collection

  • 販売場所KIGOオンラインストア(ONE of a kind)、KIGO取扱店

  • 価格帯:33,000円〜132,000円(税込)

  • 素材:アンティーク・コットンフィードサック(1920–60年代)、レザー(Spalle Vacchetta Vollan KIGO)

 
 
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