KIGOの新たな挑戦:Heavy Oiled Classic Bull
- 2月11日
- 読了時間: 3分
更新日:6月2日
KIGOの歴史にまたひとつ、新しいブルハイドレザーが加わりました。これは、私たちの革作りに対する情熱とこだわりの結晶です。
革新と伝統の融合
原初的な製造法に見習いつつ、革新的な手法で作り上げたフルタンニンのブルハイドレザー、Heavy Oiled Classic Bull(ヘヴィーオイルドクラシックブル)です。
この革は、世に溢れる他のレザーとは一線を画す品質を実現しています。
タンニンには、いつも通りチェスナットを使用しました。
繊維の締まり、色、そして香りが、その大きな理由です。
繊維の締まりは、長年使ってもみっともなくくたびれてしまうのを防ぎます。
色は、鞣しが完了した時はもちろん、経年変化する際の色合いに大きな違いをもたらします。
香りは、革の魅力を引き立てる重要な要素であり、毎日のようにバッグを愛用する際に心地よくなれるフルタンニンレザーならではの最高の演出です。

経年変化の魅力
この色については作り手の好みがありますが、チェスナットで鞣した革はとくに飴色へと経年変化します。
一方、一般的にタンニン鞣しで使われる比較的安価なミモザでは、うっすらとピンクがかって変化します。これはKIGOの好みではありません。
最高級タンニンであるケブラチョを使った「Spalle Vacchetta Vollan KIGO」は、独特のキツネ色から経年変化を始めます。
「結局ブラックやブラウンに染めてしまうのなら、どれでも構わないではないか」という声も多いですが、とんでもない。使えば使うほど、その差が如実に現れるのがレザーです。
私たちの選択はいつもシンプルで、「長く愛用したそのときに、より美しい方」です。
Heavy Oiled Classic Bullの特徴
繊維がよく締まり、コシがありながらもしなやかで、長年の愛用に耐えるフルタンニンのブルハイドレザー、Heavy Oiled Classic Bullが完成しました。
経年変化の美しさ
オイルが多いということもあり、手触りはしっとりしていてかなりマットな表情です。使うほどに少しずつ鈍い艶を増し、色は次第に濃く落ち着いていく経年変化を魅せます。
ついついオイルのメンテナンスをしたくなる革好きの皆さんですが、ちょっと待ってください。革の表面がしっとりしている内は、オイルやワックスを塗るのは控えてほしいのです。むしろ革表面の繊維をふやかし過ぎてしまうからです。
日々のお手入れ
日々のお手入れで行ってほしいのは、ブラッシングもしくは乾拭きです。革表面にホコリが付着すると、そのホコリが湿気を呼び、その湿気がカビの原因になりやすいからです。特にブルの荒いシボの谷にはホコリが残りやすいため、ブラッシングをおすすめします。レザーケア用の高価なブラシは必要ありません。不要な歯ブラシや刷毛で構いません。ただ気を付けてほしいのは、そのブラシにホコリが着いたまま使わないことです。静電気によりブラシにはよくホコリが着くので、都度清潔にしてお使いください。
加えてこの革には欠点がひとつありますので、ご留意ください。その名の通りオイルをたっぷり含浸させているので、大切な書類の上にバッグを置いたままにすると、オイル染みになってしまうことがあります。どうか十分気をつけてご愛用ください。
Hoboシリーズのご紹介
そんなHeavy Oiled Classic Bullを用いたHoboシリーズの販売を開始しました。カラーは、Charcoal(チャコール)とSage(セージ)の2色展開です。






詳しくは、それぞれの商品ページをご覧ください。




















