New Bullhide : Grand Bull

KIGOに新たにラインナップされたGrand Bull (グランドブル)。

一体どんな特徴があって、何が違うのか。

このブルハイド レザーについて、ゆっくりたっぷりご説明します。





レザーの欠点







ブルハイドに限らず、レザーというのは本当に優れた材料だ。


鉄や木のように山林を崩す必要はなく、レアメタルのように見つけるのに苦心することもない。ましてや石油のように国際紛争のタネになることなんて、絶対にない。

あくまでも我々人間が腹を満たすためにいただいた、食肉の副産物なのだ。

数年前までは一部で毛皮を目的に残酷な屠殺をしていた残念な地域があったが、それももう皆無だ。


我々が肉を食せば、材料のレザーは自然と生まれる。

エコだ、エシカルだと市場を弄ぶような流行り言葉には興味はないが、いただいた命を無駄なく最後までいただくという意味では、なくてはならない材料と言えないだろうか。


レザーというのは、バッグならば10年や20年は当たり前に使えるし、ちゃんとした作り手のものであれば、2世代や3世代は使い続けることができる。

私が所有する最も古い革製品は第一次世界大戦当時のもので、いまだに現役だ。


そうは言っても我々の愛するいいこと尽くめのレザーにも、ちゃんと欠点はある。


雨に濡れるとシミになる

傷がつきやすい

重い

…などだ。


もしあなたがお持ちの革製品がこれらの欠点を持っていたら、それは疑うことなくいいレザーだ。

是非大切に使い続けて欲しい。


しかし、特に最近はレザーを愛用する人はすっかり減ってしまって、

革製品て貴いんでしょ?

手入れが大変でしょ?

重いしイヤ。

っていうか、動物殺すんでしょ?

なんてことを言って、敬遠されてしまう。


図星もあるが、ほとんどは根も葉もないレザーに対する悪評だ。

しかし我々革製品を作る者にとって、こういった声はグサリと胸に突き刺さる。

やはり革製品を手に取っていただき、その良さに惚れて欲しい。


レザーに縁のなかった方に、レザーを好きになっていただくキッカケを作りたい。

そんな重いで、その一役を担うべく作ったのが、 Grand Bull (グランドブル)だ。



革の欠点をわかりやすく改善したブルハイドだ。


雨に濡れてもシミにならない。

傷がつきにくい。

ブルハイドらしく荒々しく分厚いが、しなやかで軽い。

お手入れは不要。


いかがだろうか。

これならレザーを敬遠されていた方も、少しは興味を持っていただけるだろうか。

あなたも自然の恩恵を無駄なくいただく、一人になれるというおまけ付きだ。





新たな挑戦




そしてこの Grand Bull というブルハイド、ただ欠点を改善しただけのレザーではない。

技術的に大変難しいことにチャレンジしたブルハイドなのだ。


ご覧いただければ分かる通り、レザーの表(銀面・吟面:ギンメン)と裏(床面:トコメン)の色が違う。

革の製作過程において、床面の色より銀面の色を濃く作るのが定石だ。

そしてその逆は基本的に出来ないというより、するものではない。

反則だ。


何度も失敗を重ねて未だにアップデート中ではあるが、なんとか実現することが出来た。

まだ誰も作ったことがない革だ。(KIGO調べ)


革の切り口は銀面とは対照的な色のため、とても色が映える。


通常、切り口の色を際立たせたいデザインの場合は、裁断後にペンキ様の溶剤を塗布するものだが、数年いや数ヶ月でその溶剤が剥がれたりひび割れてしまう。

しかし、この Grand Bull はそんなことであなたをがっかりさせることは、絶対にない。

ずっとこのままだ。


おまけにこの Grand Bull 、ブルハイドのシボをより際立たせるように仕上げた。

これでもかというくらい、ブルハイドだ。


世界で唯一のブルハイドブランド、KIGOがお届けする全く新しいブルハイドレザー : Grand Bull 。

嫌でもブルハイドの素晴らしさに気づいていただけるはずだ。


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